コスメティック・アイーダが倒産

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2021.02.5

編集部

化粧品メーカーの株式会社コスメティック・アイーダ(神奈川県大和市)が倒産した。資金繰り悪化で東京地裁に破産申請(2月2日)を行い、同日、保全管理命令を受けた。負債総額は、約26憶円に上る。

同社は、1984年の法人設立以来、スキンケア、コールドパーマネント液、シャンプー、リンス等の商品を主にエステティックサロンやヘアサロン業者向けにOEM供給してきた。

こうした中、2011年3月に発生した東日本大震災で宮城工場が被災したことから大ロット対応の工場に建て替えた(2017年10月)。
ところが、償却の負担が重くのしかかったことに加えてコロナの影響で収益が減少。2018年3月期、2019年3月期の決算は、2期連続して赤字となり、多額の借入金による資金繰り悪化に陥り倒産した。

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