味の素「からだごはんラボ」開設、ロコモ対策レシピなど紹介

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2013.10.23

編集部

味の素(東京都中央区)は、10月22日、同社の食コミュニティサイト「AJINOMOTO Park」内に、健康情報&レシピサイト「からだごはんラボ」を開設した。生活習慣病などについての知識や、その予防対策となるレシピ・体操などを紹介するサイトで、第一弾の健康テーマは“ロコモティブシンドローム”(通称ロコモ、和名は運動器症候群)と“メタボリックシンドローム”とし、プロ料理人のレシピを含むロコモ対策30レシピ、メタボ対策30レシピの合計60レシピを掲載。今後、健康テーマの増加に合わせて追加する。

からだごはんラボ

ロコモティブシンドロームは、筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板などの運動器の障害のために移動する能力が低下し、要介護となった状態、または将来要介護になる恐れが高い状態。65歳以上が人口の1/4以上という超高齢化社会の日本では、介護を必要とせず自立して生活できる健康寿命の延伸は大きな課題となっており、2013年4月より施行の厚生労働省「健康日本21(第二次計画)」でも、ロコモ対策が重要テーマとして掲げられた。

ロコモやメタボ予防には食生活が重要だが、どのような食材をどれだけとればいいのか、毎日おいしく食べるにはどのようなレシピがいいのか、など具体的な情報は不足している状況。同社が今年5月に行ったインターネット調査でも、ロコモやメタボに関心を持っている人の内、約7割以上がレシピの情報を知りたいと回答していたほか、「簡単にできる健康レシピがない」「栄養バランスを考えるのに悩む」などの声が寄せられた。

「からだごはんラボ」では、そうした声に応えて開設された。ロコモ・メタボ対策レシピ開発にあたっては、プロの料理人の協力も協力。フランス料理「エディション・コウジ・シモムラ」の下村浩司シェフ考案のロコモ対策6レシピ、メタボ対策レシピについては日本料理「日本橋ゆかり」三代目・野永喜三男氏考案のメタボ対策5レシピも掲載されている。

参考リンク
からだごはんラボ

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