ヴィダル・サスーン氏が84歳で死去、世界的ヘアスタイリスト

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2012.05.11

編集部

世界的ヘアスタイリストであるヴィダル・サスーン氏が84歳で死去されたと、ロサンゼルス・ロイターで報道されています。

報道によると、米ロサンゼルスの自宅で9日死去。自然死とみられるという。

「サスーン氏は1928年にロンドンで生まれ、父親が家族を捨てたため、少年時代に孤児院で8年間生活。14歳に学校を中退し、義父から援助を受けて美容師の見習いを始めた。」

このような経歴は、日本の大手エステティックサロンの有名女性経営者に近いかも知れない。

「54年にロンドン市内に最初の美容院を開業。世界の有名建築物からアイデアを得たとされ、自然で手入れしやすいショートヘアが一躍人気を集め、その後も斬新なヘアスタイルを生み出した。」

1960年代に、ミニスカートで一躍名をはせたツイッギー
この特徴的なショートカットは同氏の演出による。

「また、デザイナーのマリー・クワントと組み、モデルのスタイリングを行うなどしてファッション業界にも影響を与えたほか、自身の名前をブランド名にする権利を米美容品企業に販売。関連商品は、プロクター・アンド・ギャンブルが同企業を買収した85年以降も販売が続けられている。」

日本でも女性の大半は勿論のこと、美容室を利用される男性の多くも同社の製品をご存知であろう、多くの方は「あれ?ブランド名は個人の名前だったの?」と美容業界をご存知ない方は思われたであろう。
それほど普及した同社の製品。 これからも延々と同氏の名前と共に語り継がれることであろう。

最後に、皆さんが日頃利用されているドライヤー。
これも、同氏のアイディアにより商品化されたともいう説もある。

大きな功績を残された氏の冥福を祈りたい。

 

■ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE84805Y20120509/

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