寒い夜は自然の入浴剤“竹酢液”。湯上がり後もずっとポカポカ!
2012.11.19
編集部
株式会社山岸竹材店「竹虎」の11月のおすすめは竹酢液。風呂あがり後、カラダがぽかぽかして湯冷めがしにくく、その香りもリラックス効果があるといわれている。寒くなるこの時期に入浴剤としての使用をすすめている。
竹虎は明治27年創業(1894年)の竹材専業メーカーで、全国で唯一虎斑竹(とらふだけ)を育む竹の専門店だ。虎斑竹は淡竹(ハチク)の仲間だが、表面に虎皮状の模様が入っているところから、虎斑竹とよばれている。全国でも高知県須崎市安和の虎竹の里でしか成育しない希少な竹だ。
竹で作ったものを竹酢液(ちくさくえき)、それ以外の木で作ったものを木酢液という。違いは、竹酢液は木酢液よりも透明度が高く、タール分も少ないため、肌にやさしいといわれている。
作り方は、竹炭を焼く過程で出てくる煙(熱分解するときに発生するガス成分と水蒸気)を冷やして採取する。有効成分は約300種類ともいわれているが、煙の温度が80℃より低いと成分がほとんど含まれず、逆に150℃を越えると有害物質が含まれる可能性があるため、同社は排煙口の温度で80~150℃の温度帯でしか採取していないとしている。さらにこの採取したものを1年間貯蔵して安定させ、タール分と上澄みの油分を除去して中間層だけを竹酢液として使用しているという。
同社が竹、製法、管理、さらに「土窯」にまでこだわって作るという竹酢液。
入浴剤として使用する場合、浴槽150lに対し、キャップ4~5杯。竹酢液独特の匂いがあるものの、慣れると心地よく感じる人も多いのだとか。
使っている人からは「湯あがり後もカラダがぽかぽか」「お肌がつるつるになる」「アトピーのかゆみが和らいだ」などの声もあがる。乾燥肌や肌荒れ、冷え性の人にもおすすめだ。
・ぽかぽかお風呂 安心の竹酢液1リットル:価格(税込)3,675円/1リットル(約30回分)
●お問い合わせ
株式会社山岸竹材店「竹虎」
TEL:0889-42-3201
http://www.taketora.co.jp/takesumi/su00038.html