モリンダ、イリドイド含有飲料で体内年齢約4才下がる実験結果発表

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2015.01.23

編集部

モリンダ ワールドワイド インク(米国ユタ州)は、12月29日発行の食品科学に関する研究論文誌『International Journal of food science』においてイリドイド(*1)の抗糖化作用を示唆する3つの研究から構成された論文「イリドイド含有飲料の抗糖化作用」を発表した。

img_56218_1[1]同内容によると、ノニに含まれるDAA(脱アセチルアスペルロシド酸)、サンシュユに含まれるロガニン酸、糖化反応阻害剤のアミノグアニジン(*2)を比較した際、それぞれ通常の濃度の場合では、アミノグアニジンのAGE阻害率が最も高いが、一定の濃度を超えた場合、DAA、ロガニン酸のAGE阻害率がアミノグアニジンを超えることがわかった。

さらに、対象者3,913名のアンケートにより「イリドイドを日常的に摂取している人」とそれ以外の人に分け、TruAgeスキャナー(*3)で体内年齢を測定。その結果、前者群の方が後者群に比べ体内年齢が平均2.79歳若い測定結果が出た。また、喫煙者であるか否かはこの結果に優位な影響を及ばさなかった。

最後に、インドネシア大学(ジャカルタ)のDr.Samuel Oteroとの共同研究を行い、対象者34名(女性20名、男性14名の健常者)が8週間毎日、イリドイド含有飲料を60~240cc、の量を飲み、AGE Reader(*4)によるScore(AGE値)を8週間前と後で比較した結果、対象者のScore平均値が12(体内年齢に換算すると約4才程度)下がり、統計的な優位差が出た。

*1 イリドイド
主に有用植物に含まれる成分のグループの1つであり、植物が他の生物から食べられないように防御する働きがあります。ポリフェノールやカロテン、リコピンなどもその一種。

*2 アミノグアニジン
金属キレート形成作用によりAGE形成を阻害する医薬品。

*3 TruAgeスキャナー
オランダの医師アンドレ・J・シュミット医学博士により開発されたAGE測定器。皮膚・皮下の血管壁に蓄積されるAGEを検出し、その積分データをAGE値・体内年齢として算出する。

*4 AGE Reader
オランダ・ダイアグノプティクス社製のAGE測定器。皮膚・皮下の血管壁に蓄積されるAGEを検出し、その積分データをAGE値scoreとして算出する。

 

参考リンク
モリンダ ジャパン合同会社

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