お風呂に求める癒しと美容~5カ国"入浴事情"を調査

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2014.07.28

編集部

株式会社クロス・マーケティング(東京都新宿区)は、日本・シンガポール・ブラジル・ロシア・中国の各国に在住する20~49歳の男女1,500人を対象に、お風呂についての「意識・感覚に関する5カ国調査」を実施し、7月28日、その結果を公表した。結果では、入浴する理由の基本は、汗や汚れを落とすためだが、リラックスや美容目的など、国別・性別によって様々な理由があり、日本人の入浴概念とは多少異なる傾向がみられた。

クロス・マーケティング調べによると、入浴回数は、日本はほぼ毎日、中国は「毎日~週4回程度」、ロシアは、「毎日~週に2・3界」、シンガポールとロシアは、「毎日複数回」。「一日あたりの入浴時間が最も長いのは日本人女性で平均30分以上。他国は10~20分程度が多い。

入浴時間が短い場合は入浴頻度が多く、入浴時間が長い場合は入浴頻度が少ない傾向が見られる。日本では、入浴といえばおフロにつかるのが主流。しかし、他国では「シャワーでささっと」も多いと推測される。「シャワーでささっと」は毎日、更には一日数回入浴し、「おフロでじっくり」は毎日入浴をしているわけではないことがうかがえる。

お風呂ですることは、どの国でも髪、身体、顔を洗うことが上位にランクインしており、入浴の基本は「洗うこと」。その他、中国やシンガポール(女性)は、お風呂で「洗濯」、ロシアは男性の6割、女性の1割が「髭剃り」。ブラジル、ロシア、日本の女性は「身体の毛を剃る」人が6割~4割程度いたが、中国の女性は、同回答は1割で、シンガポールやブラジルの男性の回答よりも低かった。日本以外の国では、入浴中に「音楽を聴く」人が意外に多かった。

入浴する理由(下記表)の基本は、汗や汚れを落とすためだが、それ以外にもリラックスや美容目的など、国別・性別によって様々な理由があった。ロシア(女性)では、「リラックスしたいから」「健康・美容のため」が上位にランクインし、ブラジル(女性)では、「リラックスしたいから」が上位にランクインした。日本は男女とも「目を覚ましたいから」という理由が他国に比べて低かった。シンガポールやブラジル、中国では、入浴の目的は「身体を温めたいから」よりも「身体を冷やすため」の回答が高かった。

入浴目的_5カ国調査

 

参考リンク
株式会社クロス・マーケティング

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