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食事パターンが月経前症候群と関係

先進国に多く見られる食事パターンが月経前症候群と関連しているという研究が10月13日、「British Journal of Nutrition」オンライン版に掲載された。

月経前症候群(PMS)は、生殖年齢の女性の多くに影響を与えているが、この疾患の病因はまだ完全には解明されていない。摂取食品の種類とPMS罹患率との関係についてはいくつかの研究があるが、今回の研究で初めて、PMS患者の食事習慣について検討した。

320人の看護婦が研究に参加した。参加者のBMI、年齢、月経周期などを考慮したうえで、健康的な食事(healthy)、西洋的食事(Western)、伝統的食事(traditional)の3つの食事パターンを1年間比較した。その結果、西洋的食事パターンでPMSの罹患率が高い傾向が分かった。しかし、用量関係(食事量に応じて罹患率が上がる)は見られず、さらなる研究の必要性が示唆された。

オンライン版では詳細な食事内容は不明だが、西洋的食事パターンの「Western dietary pattern」は、赤身肉、甘いデザート、高脂肪食といった先進国に多く見られる食事内容のこと。「traditional dietary pattern」はその地域にもよるが、昔ながらの食事内容で、西洋諸国では通常、精製していない穀物を中心に、新鮮な野菜を多く、肉が少ない食事を指す。

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