妊娠中のカフェインの摂り過ぎが子供の肥満の一因

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2018.05.10

国際部

妊婦のカフェイン過剰摂取が胎児に影響し、乳幼児から最大8歳児までの過体重リスクを招くという研究結果が4月23日、「BMJ Open」オンラインに掲載された。カフェインの過剰摂取によるカリウムや鉄分の吸収阻害、また栄養素吸収阻害による代謝不良などが肥満の原因となることは、最近の研究結果として多く報告されている。今回の研究はノルウェーの大規模前向きコホート2002~08年のデータから約5万人の母親とその子供(単胎妊娠)を選択。妊娠中のカフェイン摂取量と生後6週から8歳までの11か所における生児の体重を測定した。

その結果、カフェイン摂取量が少ない妊婦(50mg /日未満、46%)と比較して、平均的(50-199mg /日、44%)または多い妊婦(200-299mg /日、7%)の子供は、幼児期に過体重となるリスクが高かった(それぞれのオッズ比1.15、1.30、1.66)。摂取量に関わらず、子宮内でのカフェイン曝露は3歳と5歳で過体重のリスクが高いことが関連し、摂取量が多い妊婦ではこの高いリスクは8歳まで確認された。いずれのカフェイン摂取量も、幼児期から小児期までのBMIの増加と関連していた。この研究は、妊娠中のカフェイン摂取量を減らすための現実的なアドバイスの裏付けとなる証拠を示していると著者らは述べている。

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