社員食堂のメニューは健康診断の結果に影響する

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2019.05.27

国際部

起きている時間の半分を過ごす職場での食品購入は労働者の健康に影響するのではないかという仮説を検証した実験結果が522日、「American Journal of Preventive Medicine」オンラインに掲載された。

この検証実験は、米国で201618年健康増進研究の参加者から職場の食堂を定期的に使用する602人の病院職員を対象とした(平均年齢は43.6歳、79%が女性、81%が白人、平均BMI28.3)。食堂のメニューには緑色=健康、黄色=健康度が低い、赤色=不健康の3種の健康信号ラベルがつけられた。3か月間の観察期間中に購入した品目の加重比率を合計し、各対象者の健康的な購入スコアを計算した(赤= 0、黄= 0.5、緑= 1;範囲、01)。健康的な食事指数のスコア(範囲、0100)は、2回の24時間食事想起に基づいて計算された。健康診断ではBMI、血圧、HbA1cを測定した。高血圧および前糖尿病/糖尿病の診断は自己申告および臨床データで判断した。回帰分析では、健康的な購買スコアの3分の1T1 =最も健康的な購買、T3 =最も健康的)から食事の質と診断を検討した。

その結果、平均健康食事指数は60.4、健康的な購買スコアの平均0.66だった。健康的な購入は健康的な食事指数のスコア(T1 = 55.6T2 = 61.0T3 = 64.5p <0.001)および低い肥満率(T1 = 38%、T2 = 29%、T3 = 24%、p <0.001)と関連し、高血圧症および前糖尿病/糖尿病についても同様のパターンが観察された。研究者らは、職場で健康を増進するための食堂での介入は従業員の健康を改善するかもしれないと述べている。

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