ICAM JAPAN『メイク ブラッシュアップセミナー』開催

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2019.08.2

編集部

一般財団法人ICAM JAPAN(東京都新宿区)は、8月2日『ビューティー&モードメイク ブラッシュアップセミナー』を開催した。

講師は、ヘアメイクに精通し、TV、CM、雑誌、スチール、コレクションファッションショーなどを数多く出がけ、国内外で活躍する ICAM(イカム)認定ヘアメイクアップアーティスト、BLEA学園グループ学院長 栁延人氏。
セミナーは二部制で、前半では、柳氏による「ビューティー&デジタルモードメイクテクニック デモンストレーション」。後半では、参加者による「メイクアップ実践トレーニング&メイクアップアドバイス」が行なわれた。

柳氏のこの日のメイクテーマは、“マイブーム”だという【ダブルラインとエスニカルを融合したモードメイク】。
メイクは、スキンケアとベースのファンデーションを塗った状態からスタートし、始めに、決め手となる目じり側のアイメイクから開始。柳氏は、基本的に目を開いた状態でアイメイクを行なうという。これは、モデルが眠ってしまうのを防ぐためと・閉じた状態で色を入れても開けた時の見え方が変わってしまうため。

デモンストレーションは、各工程ごとにプロならではのテクニック解説を交えながら進行した。栁氏は、数々のセレブ、タレント、アーティストのヘアメイクを手掛けている。そのため「ただ綺麗に仕上げるということではなく、コレクションやライブなど、用途に合わせたメイク道具を選ぶことも必要」と、幅広いメイクを経験した栁氏ならではの“生きた”テクニックが伝授された。

後半では、参加者がメイクを行ない、栁氏からアドバイスを貰う実践型セミナーが行なわれた。この日の参加者は、専門学校生や、美容師、メイクアップアーティスト。同じ“プロフェッショナル”と言えども、一般の方に対して行なうメイクと、スチール撮影やファッションショー用にモデル相手に行なうメイクでは、濃さも、選ぶ道具も違ってくる。

今回、近年ニーズが高まる「デジタルを用いた写真調整技術」サブテーマとしており、柳氏は「リアルで9割、デジタルで1割仕上げることで、濃さや細かな仕上げなど次にメイクする時のお手本となる」と、今まで習得してきた技術を更に向上させるデジタル技術の活用方法を伝えた。

同様のセミナーは、年に一度開催。また、ICAM JAPANでは現在「2019 メイクアップフォト コンペティション」応募作品を募集。応募は、認定校学生ほか一般からも受付ている。

参考リンク
ICAM JAPAN公式サイト
2019 メイクアップフォト コンペティション エントリーシート

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