光線力学療法に局所クリーム併用でニキビ治療に効果

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2019.10.9

国際部

局所皮膚的溶剤に光線力学療法を併用したニキビ治療の効果を検討した結果が10月6日、「Journal of Cosmetic Dermatology」オンラインに掲載された。

今回の試験では、インテンス・パルス・ライト(IPL)を用いた光線力学療法(PDT)と活性製剤と称されるリコカルコンA、L-カルニチン、デカンジオールを含むクリームの併用療法の効果をPDT単独療法と比較した。軽~重度の顔面ニキビを有する21~39歳(女性26人、男性3人、平均29.41±5.24歳)の29人のボランティアを対象とした。各対象者の顔側面をランダムに分割し、PDT(400-720 nmカットオフフィルター付きのIPL、2週間間隔で4セッション)と1日に2回、10週間にわたって活性製剤クリームを組み合わせた併用治療を行った。また、もう一方の面には同じ治療プロトコルで、PDTとプラセボのクリームによる治療を実施した。効果の評価はニキビ量、メラニン指数、紅斑指数の減少とし、2回目の治療の2週間後(28日目)、4回目の治療の1週間後(49日目)、4回目の治療の1か月後(70日目)に測定した。

その結果、単独療法より早く併用療法では2回目の治療後2週間でニキビ病変の減少が始まった。非炎症性ニキビでは評価のすべての時点(28日目、49日目、70日目)で、炎症性ニキビでは4回目の治療の1か月後で単独療法より併用療法で病変数の有意に大きな減少が見られた。メラニン指数は併用療法の4回目の治療後1ヵ月で有意な減少が見られた。PDTは局所クリームと組み合わせると、PDT単独よりもニキビに効果的であることが示された。

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