【セロトニンヨガ】セロトニン研究の第一人者有田秀穂氏(東邦大学名誉教授)が『セロトニンの分泌に効果的な身体運動を含んだヨガプログラム』として日本で初めて認証

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2021.05.18

編集部

Yoga sequence design®を運営する株式会社aimer(神奈川県横浜市)は、 日本のヨガプログラムとして初めてセロトニン研究の第一人者で東邦大学名誉教授で 医師の有田秀穂教授に「呼吸生理学のエビデンスに基づき、セロトニン分泌に効果的な身体運動を含んだプログラム」と認証されたと発表した。
https://www.youtube.com/watch?v=GjrR5e-cf6A

これまでにもヨガや瞑想がセロトニンに効果的であることは言われていたが、 具体的にどんなシークエンス(ポーズの順番)がセロトニンの分泌に対して効果的であるかは解明されていなかった。
動画インタビューの有田先生のコメントにもあるように、参加者が適当に行ったり、規則性がなく配置されたシークエンス(ヨガクラスのポーズの順番)では当然セロトニン分泌に効果的な身体運動とは言えないが、ヨガのポーズの解剖学的な身体のアライメントと呼吸器や生理学的な作用の関係性から心拍変動のデータを解析したところ有田秀穂教授に「呼吸生理学のエビデンスに基づき、セロトニン分泌に効果的な身体運動を含んだプログラム」と認証された。

日本は2000年以降うつ病などの精神疾患と自殺者は増加傾向にあり、それらはセロトニンホルモンとの関係性が指摘されている。

セロトニンヨガではシークエンス(ポーズの順番)がどのように身体やマインドに作用するかを科学的なアプローチや専門有識者の見解を取り入れデータ収集と研究に時間をさき、昨年から継続的に行われた検証ではPOMS(Profile of Mood States)と言われる気分、 感情、 情緒などの主観的側面からのアプローチによって対象者の情動を数値化し測定できる臨床心理テストを使用しヨガのクラス前後の『怒り』、『混乱』、『抑うつ』、『疲労』、『緊張、 不安』5つの感情を200名以上を測定し有効データ120名を使用。

過去にもヨガはメンタルヘルスの観点からも様々な効果が謳われてきた。セロトニンヨガのクラスの後にはネガティブな感情は平均して20数%ダウン(ネガティブな感情が軽減)、特にセロトニン分泌の効果としてこれらの感情の中でも『怒り』と『不安、 緊張』との関係が深いことから数ヶ月前の測定時には-23%(改善)だった『怒り』のスコアがシークエンスの配置の構成を組み直し、ガイドでの誘導のポイントを押さえることで-31%の改善となり、『不安、 緊張』のスコアは-26%から-38%へと10%以上の大きな効果が確認された。
これは通常のヨガや瞑想での効果の中でも特出してセロトニンの作用の大きさが伺える結果となった。

この検証では精神疾患を持つ方には時に閉眼を伴う瞑想が禁忌である事から感情などの内的な作用を身体運動、 シークエンスの配置がいかに作用するかを検証するために、 一定時間の閉眼を伴う瞑想や呼吸法、 哲学的な話しをクラスの中で含めずに行いました。

これらの研究はあくまで一つの検証結果にすぎないが、POMSのデータは医療論文にも多く掲載されるレベルの精度であることとヨガの内的な作用の可視化が今後化学の力を借りて急速に進んでいく中でシークエンスデザインでは様々な検証や心拍変動のデータの解析、セロトニン分泌の観点からヨガのシークエンス、身体運動が身体やマインドに与える効果を検証し、安全で効果的なヨガクラスを提供するためのヨガインストラクターの育成に力を入れ医療機関でのセロトニンヨガの導入を目指していく意向。

参考リンク
株式会社aimer

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