イリドイド含有植物におけるAGEの抑制・分解作用を確認

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2015.06.5

編集部

logoモリンダ ワールドワイド インク(米国ユタ州)はこのほど、同志社大学大学院 生命医科学研究科との共同研究を経て、5月末に福岡で開催された第15回日本抗加齢医学会総会において、イリドイドを含む植物のエキスがAGE(終末糖化産物)の生成抑制作用と分解作用の両方をもち合わせる素材であるとの研究結果を発表した。

たんぱく質と糖が結合するとAGEが生成されるため、モデルたんぱく質3種類にそれぞれグルコースを添加して、加熱・糖化させることで生成した蛍光性AGEを指標とし、イリドイド含有植物のエキスを加えて同様に反応させたものとを比較した。

img_62502_1各被検体のAGE生成抑制率は、ノニ種子エキスがどのモデルに対しても最も強い作用を示し、その他の被検体にも作用はあるものの、モデルによって作用強度が異なる結果となった。

各被検体のAGE分解率は、サンシュユ果汁エキス29.8%、オリーブ葉エキス26.5%、ノニ種子エキス18.2%の結果となった。これらの実験結果は、イリドイド含有植物のエキスはAGEの生成を抑制するだけでなく、分解作用も併せもつ素材であることを示唆するものとなった。

参考リンク
モリンダ インク

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