歯医者さんには正直に

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2015.07.29

国際部

「デンタルフロスを使っています」とかかりつけの歯医者に嘘を言ってしまう人が意外と多かったという調査結果が、7月23日、The British Dental Health Foundationのサイトに掲載された。

今年の初めに英国で行われた調査で、27%の人が「デンタルフロスを毎日使っている」とかかりつけの歯医者に嘘をついていることがわかった。

これは、歯科医がデンタルフロスや歯間ブラシの重要性を定期的に発信しているにもかかわらず実行していないこと。さらには、実行しているという「嘘」をついているという問題が明らかになった。The British Dental Health Foundation(英国歯科衛生財団)ではこれを、憂慮すべき傾向としている。

毎日の歯磨き習慣に加えてデンタルフロス(または歯間ブラシ)を加えることは、歯垢を除去することで、歯周病を防ぐという口腔衛生の重要な目的を果たすことになる。歯周病は口の中の問題に加えて、近年、認知症、糖尿病、脳卒中、心血管疾患、妊娠出産の悪い結果のような、より一般的な健康状態と関連していることが分かっている。歯周病の最初の兆候は出血で、歯ブラシに血が付いていたら要注意という。

しかし、歯周病はその後のケアで逆転できる。そのため、歯科医にかかるときには、デンタルフロスの使用状況について正直に話してほしいと記事ではまとめている。

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