ビスフェノールの代替物質、肥満と関連なし

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2017.06.12

国際部

内分泌かく乱物質として懸念されているビスフェノールの代替物質と肥満との関連の調査結果を6月9日、米国アイオワ大学のプレスリリースが伝えた。調査の詳細は「Lancet Planetary Health」6月号に掲載されている。

ビスフェノールAは有機溶剤に溶けやすく水に溶けにくいという性質をもち、プラスチック製の食品容器、水のボトルなどに多く使用されてきた。しかし近年、ビスフェノールAの内分泌かく乱物質としての懸念が出されるようになり、健康への不安、特に肥満、糖尿病、心血管疾患のリスクを増加させることが数多くの研究によって判明した。現在では、ビスフェノールFおよびビスフェノールSが代替物質として使用されるようになってきている。しかし、ビスフェノールFおよびビスフェノールSの健康への潜在的影響についてはほとんど知られていない。

今回の調査では、ビスフェノールFおよびビスフェノールSの肥満に対する影響を検討した。研究者らは、米国疾病対策センター(CDC)が実施した全国規模の人口ベースの調査のデータを用いて、ビスフェノールAがヒトの肥満の増加に関連していることを確認しているが、ビスフェノールFまたはビスフェノールSのどちらも肥満と関連性がないことを確認した。

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