美容研究全国新井会が「新年会・講師認定式」を開催

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2020.01.29

編集部

アップスタイルの貴公子こと“新井唯夫”氏が代表を務める、株式会社アライタダオエクセレンスおよび、美容研究全国新井会(東京都中央区)は、21日汐留シティセンター ルミヴェールTOKYOにて美容専門学校、美容メーカー、ディーラー、ジャーナルなど関係各社を招き『新年会・講師認定式』を開催した。

美容研究全国新井会は、1963年、初代会長 故 新井紳ノ丈により創立発足。「アップスタイル技術の継承と発展」を主旨とし、技術レベルに合わせた多彩な講習会を展開、アップスタイルの基礎から応用まで幅広く学ぶことができる伝統の会。現在は、新井唯夫が会長を務め、近年は、毎年全国で200~300回の実地講習会および20~30回の展示講習会を開催している。

新年の挨拶で新井氏は「ヘア業界は若干の低迷状態から、なかなか抜け出せなかった。そんな中、ヘアカラーが流行の兆しを見せ、実際サロンもカラーの売上が上がってきている。東京オリンピックの開催が近づき街もカラフルになって期待している」としながらも、「若い人がどれくらい入って来るのかが課題」と、業界の人手不足問題を上げた。

新井氏は「(待遇面で)一流企業に比べるとなかなか難しいが、ヘアサロンとしては、新人をいかに早く育てて即戦力として行くかが大切。ベテランに比べ、時間単価が低く、またお客様が少ない中でいかに利益を上げられるか。高単価でもお客様満足度を上げられるように、プロとして似合うスタイルを提案できる技術力が必要になる」と、学ぶことの大切さを説いた。

次いで行われた「講師認定式」では、講師としてランクアップを果たした4名に認定証が手渡された。新井会講師となるには、毎月行われている講師月例会の出席し、さらに年二回開催されている「テクニカルランクチェック」(技術を点数化する試験)で継続して上位の点数を取得するなど、サロンワークの他に“学ぶ時間を作る”ことが必要となる。

また新井氏は「日本の美容師であれば、伝統文化である『日本髪』が結えるようになって欲しい。しかし、現在使用する機会が少ない日本髪のために高いかんざしや髪飾りを購入するのは大変。そのため現在新井会では、髪飾りを使わない日本髪を提案している」と、歴史ある新井会ならではの技術を紹介し、現代ヘアアレンジとの融合による新スタイル誕生への期待を示唆した。

<美容研究全国新井会 新任講師>
※写真左から
講師    林 萌さん
専任講師  中山 志保さん
準幹部講師 西田 わかばさん
幹部講師  三田 和磨さん

参考リンク
美容研究全国新井会
株式会社アライタダオエクセレンス
株式会社ジェニュイン

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