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2020年に注目される世界の消費者トレンドーユーロモニター調査

グローバル市場調査会社ユーロモニターインターナショナルは、8日、「2020年に注目される世界の消費者トレンドトップ10」を発表した。レポートは、2020年に消費者の行動や買い物習慣、購買決定を左右する上で最も影響力の強いトレンドは何かを明らかにするもの。利便性と個人の裁量が主要なテーマに位置付けられ、消費者は自分の都合や欲求を優先させ生活をよりシンプルにしてくれる製品やサービスを探求すると予測している。レポートは日本の公式サイトで無料ダウンロードが可能。

2020年世界の消費者トレンドトップ10
▪️Beyond Human (ヒトの能力を超えて):作業の自動化と利便性の追求が進み、AI(人工知能)活用の受け入れが進む。

▪️Catch Me in Seconds (一瞬で惹きつけて):インスタントグラティフィケーションのためにすぐ簡単に検索出来る多感覚コンテンツが重要になる。

▪️Frictionless Mobility (シームレスなモビリティ):自分のニーズに合わせた組み合わせでスムーズかつストレスフリーに街を移動する。

▪️Inclusive for All (あらゆる人を受け入れる):求められているのは、あらゆる人のためのダイバーシティとアクセシビリティの発展。

▪️Minding Myself (自分の心身を気遣う):心の健康を重要視し、心を満たすための製品を追求する。

▪️Multifunctional Homes (多機能化する住まい):あらゆることは自宅で叶う。

▪️Private Personalization (プライバシーを守りながらパーソナライゼーション) :一人一人にカスタマイズされた体験を求める一方、個人情報を共有することにはより慎重になる。

▪️Proudly Local, Going Global(世界に広がる地元愛):消費者は、地元の文化や製品に価値と誇りを再発見する。

▪️Reuse Revolutionaries(リユースの革命家たち):環境負荷や廃棄物を減らすために使い捨て製品に代わる消費のカタチが追求される。

▪️We Want Clean Air Everywhere (きれいな空気を吸いたい): 環境に優しいクリーンな都市とカーボンフリーな世界の提唱が進む。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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