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ニキビ治療への早期レチノイド処方で色素沈着予防

ニキビの色素沈着に対するレチノイドの効果を検討した結果が11月9日、「American Journal of Clinical Dermatology」オンラインに掲載された。ニキビによる炎症で起こる色素沈着は一般的に認められる症状であり、また、ニキビそのものよりも患者の苦痛の原因となることが多い。

局所レチノイドは、ニキビの治療、および肝斑や光損傷に関連する色素沈着に対して承認されており、ニキビの炎症および瘢痕による色素沈着を軽減することも示されている。そのため、禁忌でない限り、局所レチノイドによる治療はできるだけ早く開始する必要がある。レチノイドを他の局所薬剤やケミカルピーリングなどの手順と組み合わせると、色素沈着の早期改善に有効であると考えられた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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