ロレアルは、８日、上海で初めて「北アジア美容業界イノベーションサミット」を開催し、中国、日本、韓国を中心に、共創を通じたテクノロジーとイノベーションがもたらす美の未来を紹介した。同サミットは、中国国際輸入博覧会（China International Import Expo、CIIE）の会期中に開催され、さまざまな業界や北アジアの各市場の関係者が参加した。

同社は、2021年に中国本土、香港、台湾、日本、韓国の5つの市場をカバーする「ノースアジア（北アジア）ゾーン」を設立しており、持続可能な成長のために、強力な「美のトライアングル」のエコシステムを戦略的に構築し、活性化させることをビジョンに掲げている。

サミットにおいて、「北アジア 美のトライアングル」における最新の消費者トレンドを「美の自己表現」、「有効性のスーパーチャージ」、「スキンケア化」、「感覚の重視」、「超高効能」、「皮膚化」、「感覚的なもの」などのテーマにフォーカスして議論・分析された。

トレンドを反映したイノベーションの例として、ロレアル傘下の韓国発ブランド3CEの「New Color Effects」、ランコムの「Dual LED Youth Treatment」、YSL Beautyの「ラディアント タッチ グロウパクト」、プラダの「パラドックス フレグランス」、シュウ クレンジング オイルの「Shu Purifying Ritual」なども紹介された。