世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

レーザーポインターで失明の危険

青色レーザーにより14人の子供の目に障害が起きたことが、国際的な眼科専門誌の「Ophthalmology」に掲載された。

レーザーポインター(出力150-1200mW)で遊んでいた男子14人が、瞬間的に偶然レーザー光線が目に入った事故でサウジアラビアの眼科専門病院を受診した。症状は目の中心部(黄班部)の障害で、全層黄斑円孔、黄斑前硝子体下出血、黄斑前内境界膜下出血など。自然に視力改善できたのは4眼のみで、10眼は目の硝子体切除手術を行った。

青色レーザーによるレーザーポインターは、プレゼンテーションや天体観察の指示棒として、また冬季にはイルミネーションなどにも利用されている。また、サッカー、野球をプレイ中の選手の目への攻撃として使用された例も多く、問題となっている。

国内では目の網膜損傷や視力低下などの事故が報告されており、周辺機器を「携帯用レーザー応用装置」として消費生活用製品安全法の特定製品として記載されている。製造はもちろん、輸入にも「国への届出」、「技術基準への適合義務」、「検査の義務」などの規制がある。規制に適合した製品には「PSCマーク」が表示される。

今回、硝子体切除の大けがの原因となった出力150-1200mWのレーザーポインターも国内で販売されているため、使用には注意が必要だ。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 資生堂・JAL レディスオープン:資生堂×スポーツが創り出した感動と企業戦略

  2. シルクフィブロインの臨床試験結果が示す健康維持への可能性と安全性:美容健康業界における研究継続の重要性

  3. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP
インナービューティーアワード開催!
市場調査に基づき健康貢献度の高い商品を選抜。発表は8/25~本サイトにて!
受賞企業様向け特設ページ