和漢サプリで身体の中からキレイになる

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2015.07.1

編集部

建物外観(縮小)「美は本当の健康がなくては得られない」「美は健康から」—。健康食品メーカーの株式会社龍榮総研(東京都三鷹市)代表取締役社長の高橋龍榮氏は、美しくなるためには身体の内側からキレイにすることが大切だと強調する。

同社は、併設の漢方薬店「なかよし漢方堂」と鍼灸治療院「りゅうえい治療院」で長年培ってきた漢方理論を健康食品にも応用、独自の技術を用いたサプリメントの開発・製造・販売を手がけている。

世の中には、数多くの美容液が存在するが、いずれも身体の外側からのアプローチによるもの。「単に肌に塗っただけでは足りない。内側からのケアも必要。それに化粧品には化学物質が入っているので、仮に良い成分が肌の奥に浸透したとしても不安が残る」(高橋氏)。

そこで、同社が提唱するのが、漢方の理論を応用した独自の「方材ピラミッド」を用いて作ったサプリメントだ。

漢方薬では、その作用を十分に発揮できるように、構成生薬をその働きに合わせて理論的に組み立てられている。これを“君臣佐使”といい、例えばカゼ薬の「麻黄湯」を例にすると、最も重要な主薬となる麻黄を“君薬”、これを補佐する働きを持つ桂枝を“臣薬”、“君薬”“臣薬”の効能を補佐する杏仁を“佐薬”、他の生薬との調和をとる甘草を“使薬”としている。

アマドコロ美人KIWAMI同じように、「方材ピラミッド」では、目的とする作用が最も優れているものを主材としての“君材”とし、その作用を高めるものを“臣材”、適用範囲を広げる働きを持つものを“佐材”、作用を調整してマイルドにするものを“使材”とする。これらのほかに、同社独自の“和材”も追加。“和材”は、作用機序が科学的に証明された機能性素材などを指す。

こうした漢方処方の理論に基づいた製造方法を採用しているので、「安全性が高く、相乗効果が期待できるしっかりした製品をつくることができる」(高橋氏)。

桃貴妃さわやか具体的な製品で言うと、『アマドコロ美人 KIWAMI』では“君材”としてアマドコロとユキノシタ、“臣材”として真珠末とバラの実、“佐材”として黒梅など、“使材”としてハトムギ、“和材”としてツバメの巣などを組み合わせて、肌のハリとツヤを期待する。『桃貴妃 さわやか』では“君材”に桃の花末、“臣材”にギシギシ末、“佐材”にダイダイの皮やダイコンの種など、“使材”にミカンの皮末など、“和材”にハチミツなどを採用し、日々のお腹のスッキリさを目指す。

こうした生薬原料は、輸入に頼っているが、抽出加工は国内の工場で行なっている。製造過程においてもこだわりがあり、漢方薬を煎じる順序に倣って、加工する順番も重要なノウハウとなっている。この独自技術が評価されており、「大手の製薬メーカーなどからOEMの依頼を受けている」(高橋氏)。同社のOEMは、「方材ピラミッド」で設計しており、お客のニーズに合わせたオリジナル製品を作ることが可能だ。

漢方に対する関心は、美容エステ業界でも徐々に高まりつつあるが、まだまだ「啓蒙活動が必要」(高橋氏)と感じている。そこで、漢方医や鍼灸師などの専門資格がないエステティシャンでも簡単に身体の健康状態をチェックできるように、「気」「血」「水」による漢方的体質チェックシートを用意した。

例えば「気」は活力の元となるエネルギーのことで、「倦怠感がある」「元気がない」「食欲不振」などの質問事項を設定しており、このチェック項目が多いと「気」の不足やめぐりの悪いタイプと判断できる。併せて、小冊子「美養生の手引」を作成しており、「気」「血」「水」のいずれかに分類される人にそれぞれお勧めの食材やサプリ、養生ツボなどを紹介している。

エステ業界では個人経営者が多く、多額の資金も投入できないので、まずは「美養生の手引」や「気」「血」「水」チェックシートを使って、漢方への理解を深めてもらう考え。こうしたツールを活かしつつ、同社のサプリも提案し、エステの新しいメニューの1つとなることを狙う。現状、サプリは同社のオンラインショップを使った自社通販しかないが、今後は「なかよし漢方堂」へ移行して、漢方薬と合わせてお客の体質・症状に合わせた提案を行なっていく予定だ。

参考リンク
オンラインショップ
株式会社龍榮総研

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