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活動的な人ほど「コロナ疲れ」が出やすい?

新型コロナのロックダウンによる身体活動、食習慣および睡眠の質を検討したスペインの研究結果が11月5日、「Appetite」オンラインに掲載された。

新型コロナウイルス感染阻止のためにロックダウンを余儀なくされたスペインで、48日間の自宅軟禁状態となった人の身体活動、摂食障害のリスク、睡眠の質、および幸福感の変化を提供することを目的とした調査が行われた。調査はオンラインで行われ、「ミネソタ余暇の身体活動アンケート」、「摂食態度テスト-26」、および「ピッツバーグ睡眠品質指数」を、スペインで新型コロナに対する警戒状態が安定した2日後(回答者693人)、およびそのような措置が緩和され始めた5日後(回答者161人)に回答してもらった。

その結果、体重、身体活動、睡眠、自己認識による幸福感のすべてのスコアに有意な悪化が確認された。しかし、この影響はもともと身体活動が活発だったグループでのみ確認され、もともと活発ではなかったグループでは大きな変化は見られなかった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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