若年成人の体幹ニキビの疫学的調査

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2023.04.4

国際部

フランスの若年成人へのインターネット調査で自己申告による体幹ニキビの影響を評価した結果が3月28日、「Acta dermato-venereologica」オンラインに掲載された。

調査対象者は体幹ニキビを有する1001人で、平均年齢は18.6±4.3歳、75.7%が女性、52.9%が重度のざ瘡(ニキビ)、16.0%が非常に重度のニキビを有し、90.0%は過去または進行中の顔面ニキビを有していた。

調査の結果、ストレス(46.3%)、脂質の多い食事(33.2%)、不眠(27.0%)が体幹ニキビの引き金と考えられていた。44.7%が医療専門家に相談経験があり、28.1%がインターネットまたはソーシャル ネットワークで体幹ニキビに関する情報を検索した経験があった。参加者の68.4%が常に自分の状態について考えているとし、41.8%は常に自分のニキビについて考えていると回答した。体幹ニキビは参加者の38.7%の生活の質に重度または非常に重度の影響を与えていた。影響は男性よりも女性で大きかった。男性よりも女性の方が顔面ニキビの報告が多く、顔面ニキビと体幹ニキビの重症度に有意な関連性が観察された。研究者らは、思春期および若年成人における体幹座瘡の自己認識された影響は、情報の必要性と医学的および心理的ケアの強化の必要性を強く示唆していると述べている。

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