最も手指を消毒するのは「お店や施設に入る前」で約5割 指の消毒で「手荒れが気なる」人も約5割

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2021.09.28

編集部

株式会社ナリス化粧品(大阪市福島区/代表者:村岡弘義)は9月21日、コロナ禍以前と比較して手指の消毒が一般的となり、多くの人の生活習慣が一変したことを踏まえて実施した、手指消毒や手荒れに関する意識調査の結果を発表した。

調査対象は、20歳~59歳の全国の男女(男性n=1,004名 女性n=1,024名 全体n=2,028名)。ただし、質問内容によりn数は異なる。

調査はまず、「1日のおおよその手洗い回数」について聞いてみた。その結果、全体で最多の回答は、「3~5回」の25.1%であった(図1)。

これを性別、年齢別に見てみると、男性は「3~5回」と答えた層が最多で、女性は、「6~8回」と答えた層が最多であった。

比較的、女性の層が手洗いの回数が多い傾向にあり、女性の40代以降では、1日の手洗いの回数が、21回以上と答える人が約1割存在した。

「わからない」と答えている層に比較的女性の方が多いことについて同社は「1日の手洗いの回数が多いためにわからなくなっていることも想像できます」としている(図2)。

次に、「手洗いをしている」と答えた人に、「手指の消毒液を使用しているか」どうかを聞いたところ、「よく使用している」36.3%、「まあまあ使用している」38.5%で、双方を合わせると、74.8%と7割を超える人が、消毒液を日常的に使用していることがわかった(図3)。

3番目に「手指の消毒をしている」と答えた人に、1日のおおよその消毒回数を聞いた。その結果、最も多いのは、3~5回で28.8%であった(図4)。

これについて同社は、「男女差はあまりないように見受けられますが、高齢層で『1~2回』と答えた人が多く、若年層の方が、使用回数が多い傾向です。男女ともに『わからない』と答えている人が1割以上であり、特に女性は『わからない』と答えている人が多いことがわかりました」としている(図5)。

また「21回以上消毒液を使用しているのも女性の方が多く、無意識に使用している人や過敏な人が多いことも想像できます。また、性別や、子どもの有無により、消毒回数が異なるのか確認しました」ともしている(図6)。

そして、「手指の消毒液を使用している」と答えた人に、いつ使用しているか聞いたところ(複数回答)、最も多かったのは「お店や施設などに入る前」で全体では51.1%であった。

次いで多かったのが、「お店や施設などを出る時」で37.6%であった(図7)。

一方、手指の消毒液を使用していると答えた男女1,317名(男性:641名 女性:676名)に手荒れが気になるかどうか聞いたところ「とても気になる」と「まあまあ気になる」を合わせた「気になる」のは、全体では、49.6%と約5割であった(図8)。

性別では、手荒れが気になる男性は、42.4%、手荒れが気になる女性が56.5%と女性の方が手荒れが気になる女性が多いことがわかった(図9)。

同社は、今回の調査結果について「全体で約5割、女性で約6割、男性で約4割の人が『手荒れが気になる』と答えていますが、年齢性別で見てみると35歳までの若年層の男性の手荒れを気にしている割合は女性に匹敵します。以前は、手荒れと言えば、冬場の女性の悩みというのが一般的な認識でしたが、季節や性別を問わない悩みとなりつつあるように思います」とコメントしている。

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